創業1934年 梱包資材・包装資材を販売する「キタミ」

こんにちは、北見です。

弊社では毎週週初めに朝礼をしています。その際に社員が交代で経営理念を念頭において思ったこと、感じたこと、気付いたことを発表しています。

それでは、今週の朝礼です。

3月の終わりにあるお客さまからご相談を受けて、そこから色々とやりとりをしてきたのですが、お問い合わせをいただいた段階では、まだお客様のお手元に在庫も残っていたようでして、やりとりもゆっくりしていたのですが、打ち合わせをさせていただいている内に、急激に在庫が減ってきたようで、ご注文をいただいた時点では非常に納期を急いでいて、焦っておられました。

工場さんとも何度もやりとりをし、結果としましては何とか納期を縮めることが出来て、お客様にもとても喜んでいただけたのですが、その時お客様の立場に立って考えた時に、自分も納期が間に合うかとても不安を感じて交渉しましたし、いつ納品が出来るのかとても焦って対応していました。
今回ご注文をいただいて工場さんに製造を依頼した時にも、何度も工場さんとコミュニケーションを図りつつ、ゴールデンウィークも挟んでいたので、いつ届くのかをこまめに電話をして連絡を取っていきました。結果、工場さんも急いで下さって、早い納期で納品にこぎつける事が出来ました。
今回のこの案件を通じて、これがお客様の気持ちになって行動するっていうことなのかなと感じることが出来ました。
お客様の立場に立って一緒に焦って、一日でも納期を縮められるよう工場さん
とやりとりをする中で、お客様の気持ちになって行動出来ていたように思います。

話は変わりますが、ある時TVを見ておりまして、あるアイドルのオーディション番組だったと記憶していますが、その中で、初めて会う人たちとチームを組んでダンス試験をする場面がありました。初めて会う人たちですが、ダンスをする仲間であり、オーディションを勝ち抜くライバルでもあって、そんな人たちがチームになってダンス試験に臨みました。ダンス試験の後、筆記試験となり、『今、共にダンスをした人たちの名前を書いてください』という問題が出されたのですが、その問いに参加者の誰一人として、一緒に踊った人たち全員の名前を書くことが出来ないという結果でした。
その結果に対してプロデューサーが「アイドルやミュージシャンと言った表舞台で活躍する人は身近な人を大切に、身近な人を喜ばせたり幸せな気持ちにさせることが出来ないと、多くの人を喜ばせることは出来ない。」言った一言がとても印象的でした。

これを自分に置き換えて考えた時に、営業としてお客様の前に立つ前に、まずは身近な家族やキタミの皆さんと感謝と思いやりを持って喜んでいただけるような行動をとることが大切で、それが出来ていくと、きっとお客様にも感謝を忘れずに向き合えるようになる気がしていて、それが良好な関係づくりにもつながっていくと思いました。

営業スタッフの発表でした。

相手が望んでいることを大切にすることが大事だと思います。
身近な人から初めてお会いするお客様も含めて、相手が何を望んでいるのか、その思いに応えようと行動することで、喜びや幸せを感じていただけるようになるのかなと思います。
そういう気持ちがあれば、その為に自分が出来る事も見えてきますし、気持ちになって行動も出来ると思います。

今週の朝礼でした。

どうもありがとうございました。

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