マイナンバー制度に関する最近の報道を見て改めて気を付けたい
こんにちは、北見です。
弊社では毎週週初めに朝礼をしています。その際に社員が交代で経営理念を念頭において思ったこと、感じたこと、気付いたことを発表しています。
それでは、今週の朝礼です。
最近マイナンバーカードに関するニュースが多く報道されています。
別人の保険証と紐づけされていたことから他人の医療情報が閲覧されてしまったとか、コンビニで住民票を発行したら別人の住民票が発行されてしまったなど報道されているのを皆さんもご覧になったかと思います。これらは個人情報を登録する際に誤ったマイナンバーを入力する事務的なミスや、コンビニで発行する際のアプリケーションの不具合などが問題とのことですが、元々マイナンバー制度には情報漏洩とか個人情報管理について不安視する声も多く、マイナンバーカードの取得率も伸び悩んでいた中で起きたこれらの事案によって更に制度に対する不安の声が大きくなることが懸念されていて、今後のマイナンバーカードの運用に関する重大な出来事になっていると言われています。
私たちの会社でもお客様の情報を扱っていて、その点ではマイナンバー制度と同様に個人情報を扱う責任ある立場なので、このような事務的なミスはお客様の信頼や安心を損なうだけではなく、必然的に会社の業績にもつながります。そうならないよう、日々のミスをなくすことが大切だと思います。
基本的なことではあるのですが、
・チェックリストを作って手順をリスト化する。
・お客様情報の入力時には二重チェックを行う。
・個人情報は決して開示しない。
などの対策を実施することで、事務的なミスを減らして安全かつ円滑な業務を行っていけると思いますのでこれらの処理を徹底して行きたいと思います。一度失った信頼を取り戻すには倍以上の時間がかかると言いますが、私たちのような民間企業であれば他の会社にお客様が流れてしまい、失った信頼を取り戻すことは非常に難しいと思います。
だからこそ、日々の基本的な仕事こそ大切にするという事を忘れずに仕事に取り組んで行きたいと思います。
事務所業務スタッフの発表でした。
商品をお届けする際もお客様の所だけでなく、お客様の先のお客様に商品をお届けする場合もあります。つまりお客様の先のお客様の情報も扱うことになります。
日々の仕事をする中で、こうしたお客様情報に限らず色々な情報に触れています。その日常が何んとなしに進んでいく中でこうした情報に触れることが当たり前になり、その扱いに対する気配りが疎かになってしまっている局面がないだろうか、改めて社内で考えるきっかけとなりました。
今週の朝礼でした。
どうもありがとうございました。
